2026/02/19 (木)
英文和訳の点が伸びない高校生へ|やってはいけない3つのNG学習法
脇英語研究室(大分市)塾長の脇文広です。
はじめに|なぜ英文和訳の点数は伸びないのか
「単語は覚えているのに、英文和訳で点が取れない」
「英文解釈を勉強しているのに、模試の偏差値が上がらない」
このような悩みを抱える高校生は少なくありません。
しかし、多くの場合、原因は才能ではなく学習法のズレにあります。
そこで今回は、英文解釈の力を本当に伸ばすために、
絶対に避けたい3つのNG学習法を解説します。
NG① 長文を見るとすぐ辞書を引いてしまう
まず最初にあげられるのが、「わからない単語=即辞書」という習慣です。
英語の得意な生徒でも。高校3年間で5,000語の英単語を定着させることは簡単ではありません。ところが、大学入試の英文は10,000語レベルを超えるとも言われています。
つまり、入試本番では必ず「未知語」に出会うのです。
だからこそ必要なのは、辞書ではなく、
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その単語の品詞は何か
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前後に対比・因果関係はないか
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言い換え表現はないか
といった「推測力」です。
もちろん、最終確認として辞書を使うことは重要です。
しかしながら、最初から頼りすぎてしまうと、
初見問題への対応力が育ちません。
したがって、辞書を引く前に、まず考える習慣を身につけることが不可欠です。
NG② 文構造を考えず、日本語訳を丸暗記する
次に問題となるのが、「訳文暗記型」の学習です。
入試の英文解釈問題の目的は、
決して「きれいな日本語を作ること」ではありません。
むしろ本質は、英文構造を正確に把握することにあります。
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主語はどこか
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動詞は何か
-
修飾関係はどうなっているか
これらを曖昧にしたまま訳文だけを覚えても、
少し語順が変わるだけで対応できなくなります。
一方で、構造が見えるようになると、
初見の英文でも冷静に読み進めることが可能になります。
つまり、入試で問われているのは「暗記力」ではなく、
構造把握力なのです。
NG③ 一度訳したら、それで終わりにしてしまう
さらに見落とされがちなのが、「一回で終わる」学習です。
訳し終えた瞬間、「できた」と感じる生徒は多いものです。
しかし実は、それはまだスタート地点に立った段階にすぎません。
たとえば楽器で言えば、楽譜を理解した状態。
実際に弾けるようになるには、繰り返しの練習が不可欠です。
英語も同じです。
理解した英文を、
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音読する
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何度も反復する
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暗唱できるまで練習する
こうしたプロセスを経て、はじめて英文は「使える知識」になります。
言い換えれば、
英語が「わかる」とは、単に訳せることではありません。
英語を英語のままで理解できる状態になることなのです。
では、どうすれば英文和訳の点は伸びるのか
以上のように、英文解釈は才能ではなく「方法」で決まります。
もし模試や定期テストで伸び悩んでいるなら、
まず学習法そのものを見直してみてください。
なぜなら、正しいやり方で積み重ねれば、
英語力は必ず変化するからです。
焦る必要はありません。
しかし、やり方を間違えたまま努力を続けるのは危険です。
努力の方向を修正すること。
それが、英文和訳の点数向上への最短ルートです。